しみ取りレーザー
Qスイッチアレキサンドライトレーザー
Q-スイッチドアレキサンドライトレーザーは、茶色いシミ、青いアザや入れ墨などの 治療に当たっております。
当院で導入した最新型のレーザー装置は 米国のボストンで開発された 全く新しい治療器で、その治療効果についても、米国や日本において十分に時間をかけて 実証されております。
- 傷などの二次的な副作用の心配はほとんどありません
- 局部麻酔のみで治療でき、痛みもほとんどありません
- 出血することがありません
しみの治療
シミに対するレーザー治療を行う前に、レーザー治療が適切なシミなのか判断する必要があります。
一口にシミといっても、老人性色素斑、肝斑、雀卵斑、両側性遅発性太田母斑様色素斑などの良性の皮膚疾患から、悪性黒色種や基底細胞種などの悪性腫瘍まで相談があります。
悪性腫瘍にレーザー治療が適切でないことは言うまでもありませんが、肝斑もレーザー治療により色調が増悪することも知られています。
つまり、皮膚科学の知識のもとでレーザー治療が行われるべきだと考えます。
シミに対するレーザー治療は即効性ではありません。
破壊されたメラニンやメラニンを含む細胞はすぐに消失するのではなく、数ヶ月を要して皮膚からリンパ節へと運ばれてなくなっていきます。
また1回のレーザー照射ですべてのメラニンおよびメラニンを含む細胞が破壊されるわけではないので、経過をみながら2回目、3回目の治療が必要となってきます。
その場合、焦らずじっくり経過をみながら治療の時期を決めていくことも大切です。
レーザー治療後はアフターケアも必要です。
サンスクリーン剤を正しく使用し、レーザー照射後の炎症後色素沈着を起こさないように注意します。
また、ハイドロキノンやレチノイン酸、アスコルビン酸誘導体によるスキンキュアも併せて行うとより効果的です。
ヴィトラック
白斑・乾癬・アトピー性皮膚炎・円形脱毛症の治療
VTRACとは
VTRAC(ヴィトラック)とは、白斑、乾癬等を治療するターゲット型UVB照射器です。 従来の光線療法(PUVA療法/ナローバンドUVB療法)で、治療効果が乏しかった患者様にも効果的であり短期間に皮膚症状やかゆみの改善が認められる最新紫外線治療です。 VTRAC治療は健康保険が適用されます。 最新の医療システムを導入しました。
ヴィトラックの適応
- アトピー性皮膚炎
- 尋常性白斑
- 尋常性乾癬
- 掌蹠膿胞症
- 扁平苔癬
- 類乾癬
- 円形脱毛症
- 強皮症
- 菌状息肉症
- 皮膚T細胞リンパ腫
治療の流れ
- 1日目:感受性(最小紅斑量:MED)測定
- 2日目:検査結果のご連絡
- 施術:一週間に1~2回の照射をお勧めしています。
照射回数は状況を見ながらになりますがおおよそ15回~40回程度の照射で治る方が多いです
白斑の症例
Q&A
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Q 痛みはありますか?A まれにちくちくとした感覚はありますが、痛みはほとんどありません。お子様や年配の方でも安心して受けていただくことができます。
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Q どんな治療?A ヴィトラックで治療する部位を決め、正常部位を保護しながらハンドピースをあて光をワンショットずつ照射していきます。
従来の漸進型治療と違い、疾患部をピンポイントで照射するため、短期間で治療できます(疾患の面積により時間は異なります)。 -
Q どのくらいのペースで治療を受ければいいですか?A 症状によって治療回数は異なりますが、週2~3回のペースで継続するとよいでしょう。
数回の治療でかゆみがおさまる、色素が出てくるなど、実感される方もいます。 -
Q ヴィトラックはどんな人に向いた治療?A
- 全身型治療器では光があたりにくい部位、または影になる部位に疾患のある方
- 従来の治療効果がそれほどあらわれてない方
- 疾患の面積が小さい方